| 事故原因 | 調査の結果、○使用者(店員)によれば、客が弱で保温されたお好み焼き用テーブルの鉄板上で1品目の料理を食べ終わった後、店員が2品目用として当該製品が装着されたカセットこんろをテーブルの鉄板上に置いて点火し、約30分後に装着されていた当該製品が破裂したとのことであったが、テーブルの鉄板上へカセットこんろを置いた際、テーブルのバーナーを消したか否かは覚えていないとのことであった。○当該製品が装着されていたカセットこんろの脚はポリプロピレン製であり、先端が若干溶融していたことから、事故発生時に脚が接していたテーブルの鉄板は、ポリプロピレンの融点(約165℃)以上の温度であったと考えられる。○人形を客に見立て、事故発生状況を再現した実験の結果、カセットこんろを置く直前にテーブルのバーナーを消した場合は、置いてから60分経過しても同等品は破裂しなかったが、バーナーを消さなかった場合は、置いてから約20分で同等品が破裂して勢いよく射出し、人形を直撃した。●当該製品が装着されたカセットこんろを、店員が誤って加熱されたお好み焼き用テーブルの鉄板上に置いたため、当該製品が過熱して破裂し、射出された当該製品が客を直撃したものと推定される。 なお、当該製品本体には「カセットボンベが過熱されるような使い方をしない。」旨、記載されている。 |